Ruby
最近改めてRuby方面が熱いことになっている、ような気がする。去年ぐらいから海外でも一気に広まり始めたっぽい。
なんでそうなったのか?想像するに
- キラーアプリとしてRubyOnRailsというのがでてきた
- マーティン・ファウラーとかデビッド・トーマス、アンドリュー・ハントとか有名人が使い始めた
が大きく影響しているしていると思う。デビッド・トーマスとアンドリュー・ハントはRubyの本を書いてるって知ってたし、Rubyを使ってるといっても驚かなかったけど、マーティンはJava界の重鎮みたいに(自分が勝手に)思っていたので、ちょっと驚き。
あともっと本質的な理由として
- すごく綺麗に書ける
らしいのだけど、うーん本当なのかな??
綺麗に書けますよ、という紹介みたいなものを少し探してみた。
以下るびまより。インターフェース研究の増井さんもRubyを使っているのか。
ささだ
では、Ruby の習得自体は簡単でしたか。
増井
ウサギ本はよく書けてて、あれのおかげですごく簡単だった。その前も、いろいろ見てたんですけどね、Ruby のホームページとか本とか。でもあんまりよくわかんなくて (笑) 文法がどうとかいうよりも、なぜ Ruby を使わないといけないかがわかんなかった。あの本は、そういうところを説得力があるように書いていてくれて、すごくよかったです。最近の人は、(…略…)
田中
そのウサギ本にあったという、なぜ Ruby を使った方がいいか、というのは、どういう点なんでしょうか。
増井
やっぱり、すごく綺麗に書けるということですよ。同じ処理は Perl でもできるんでしょうけど、それを Ruby でやると、いかに綺麗にできるかという。でも、Perl みたいに書くこともできないわけじゃないし。Java でいきなり a = 3 とか書いたら怒られるけど Ruby では怒られない。その辺は Perl みたいな言語を好きな人のことも考えてるから。
とまあ一言でいわれてもすぐには納得できないよなあ。
もういっちょ、日本Rubyの会 公式Wiki - RealWorldRubyの事例集も見てみたけど、ちょっとどうかなというものも混じっている。別にRubyがなくても簡単にGUIできる言語はいくらでもあるし。。。ただ、「研究のインフラとしての Ruby」とかは、なるほど、と思わせるところもある。
さらにもういっちょ、るびまの連載より。まあこの連載の目的は「Ruby=綺麗に書ける」という紹介とはすこし違うだろうけれど。
はじめに、の部分。
受信ボックスにたまった Excel ファイルを添付したメール。Excel の表にしたがって、DB から検索して、特定のセルに入力を繰り返す面倒な作業。気が滅入ります。
今まで、皆さんはこういう面倒な作業を効率化するためにどんなアプローチをしてきましたか? たとえば、MS Office には Visual Basic for Application (VBA) を使うことで自動的に処理させることができます。だけど、VB はあまりよく知らないし、使い慣れた Ruby で自動化していきたいって思ったことありますよね。
無いです。こういうその場限りの作業はVBAで速攻書いて使い捨てるのが早い気がするがどうか。まあ、Rubyでこんなことができるという話としては、非常に興味深い内容ですが。
まあ増井氏もいってるようにウサギ本はいいようだし読んでみよう。あとはやはり使ってみるしかないだろうなあ。
前も張った気がするが。
- 作者: デビットトーマス,アンドリューハント,まつもとゆきひろ,David Thomas,Andrew Hunt,田和勝
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2001/09/01
- メディア: 単行本
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