TrueOS Discontinuation
TrueOSはOSコア部分に特化して、Project Tridentがデスクトップ部分を開発していくみたいな話だったが、結局打ち切りとなってしまったようだ。
そしてなんとProject TridentはVoid Linuxベースになっている。
その後デスクトップBSDとして、FuryBSDというのが出てきているらしい。
FuryBSD pays homage to desktop BSD projects of the past like PC-BSD and TrueOS with its graphical interface and adds additional tools like a live, hybrid USB / DVD image.
なかなか厳しいですな。
しかし、OSの機能として比較した時、もはや2019年の現在ではFreeBSDとLinuxの間には大きな差はなく、単純にコンパイル済みのバイナリコードを使って必要なところだけソースコードを検証するという用途であれば、FreeBSDの利点は薄れる。また、PortsをコンパイルするだけでもLLVMのコンパイラを3種類(4, 5, 6)用意しなければならないなど、実用的なシステムとして維持することは容易ではなかった。バイナリのpackageも結局Portsとの整合性を取らなければならないという問題があり、UbuntuのaptやmacOSのHomeBrewのような環境構築というわけにはいかなかった。