Linuxのフォント

去年の大晦日に書いた[id:kabao2003:20031231]フォントのネタの続き。

ttmkfdir
何もオプションを付けずにこれを実行すると、fonts.scaleというファイルができる。フォントの検出には拡張子を使っているらしく、OpenTypeのフォントがある時、拡張子otfのままではただしくfonts.scaleが作成されなかった。ttfにリネームしたら正常に作成された。
mkfontdir
何もオプションを付けずに実行するとfonts.dirができる。OpenTypeフォントは拡張子を変えてもただしく認識しなかった。

で、fonts.dirとfonts.scaleについては

fonts.dir
ここに登録しておかないとxfontselなどでフォントが表示されない。SylpheedやFirebird0.7などでも表示されない。
fonts.scale
ここに登録しておくだけでもGNOMEKDEのコントロールセンターなどでは表示される。デスクトップやウインドウタイトルにそのフォントを設定することもできる。

というわけでどうやらscaleだけでいける場合もあるけどdirも作っておかないと動かないソフトもあるということらしい。

しかし、両方作った場合でも、OpenTypeフォントでは、OpenOfficeにはフォント名の表示すらされない。(プリンタの管理→フォントで追加しようとしても、フォルダを選択したあとotfファイル(をttfにリネームしたもの)が選択されない)xfontsel、Firebird0.7やSylpheedではフォント名は表示されるが、実際に表示することはできない。

http://www.typeproject.com/のAXISフォント、なかなか綺麗なんで気に入ったんですがねぇ。OpenType版しか出さないんだろうなぁ。。。